子宮筋腫開腹手術 (東大病院) ~ 入院2日目(手術当日)
2018.2.27(Tue.)
手術当日
朝5時に看護婦さんが今なら少し飲み物を飲んでも大丈夫ですよと声を掛けてくれます。
買っておいたボルヴィックを少し飲み、外の景色を見に少し歩いてみる。
手術までの道のりは長かったな~っと、少し思い出にふけてみる。
手術までの経緯
30歳の時に自ら女性クリニックに行き、検診してもらう。
その時、初めて子宮筋腫があることを知る。大きい筋腫で8cm。
クリニックの先生は、淡々と閉経まで邪魔しないんじゃないのかな~年に一度ぐらいは経過観察で。。。とのこと。
周りからは手術はしない方が良いよ~とネガティブなことばかり言われ、そのまま流されるまま放置状態。
34歳でダーリンに会い、37歳ぐらいから子供が欲しいと思い始める。
37歳の時、子宮筋腫の手術を考えるが、食事療法などでも小さくなるとか、子宮筋腫があっても無事赤ちゃんが出来たなどネットで情報収集しながら、取り合えず食事療法を見直してみる。卵子凍結も考えるが、卵子凍結は35歳までだよ~とか言われ。。。
40歳のお誕生日を過ぎてから、彼から本気で赤ちゃんが欲しいって頑張ってるんだったら出来ることは試してみたら?と言われ、泣きそうになる。
「本気でほしい。。。」
運よくお友達で不妊のクリニックに通っている子がいて、話を聞いてみると感じの良いクリニックだったから予約をいれてみる。
日本橋ウィメンズクリニック 2017年9月-初検診。
エコーで子宮筋腫が邪魔して卵巣が見えないとのこと。。。手術をしたほうが良いのではと進められ、2度目の検診では紹介状を用意していただきました。
先生は、手術してスッキリしちゃいましょう♪と。この一言が有難かった。
年なんだから今からの手術は難しいとか、色々言われるのかな~とか思っていたから。
そんなこと、言われなくても分かっているから、察してくれる先生で良かった。
9月半ばで、東大病院へ予約の連絡を入れてみると、予約日は1か月後でした。
10月半ばから今年の1月までは、あかちゃんが産める体かどうかいろいろな検査を。。。またゆっくり書きますね。
こんな道のりがあっての手術。
反省点は、自分の中で正しい知識がなかった為、まわりの誤ったアドバイスをそのまま聞き入れてしまったこと。卵子凍結することに35歳までなんて条件もないし、40歳すぎても可能です。
手術当日に戻りますが、早起きが苦手なダーリンは7時半には病院に来てくれました(T_T) 7年近く同居していますが、7時半に1人で起きて目的地に着くっていうの見たのは初めて。ありがとう(T_T)
5分前の8時40分まえに看護婦さんが迎えに来てくれて、主治医の先生、看護婦さん、ダーリン、私で手術室まで徒歩で。
手術室にはダーリンは入れないので、ここでハグをして。「頑張ってね」の一言が温かかった。待合室は手術室の近くにはないので、B棟の6階待合室で待機。
看護婦さんからは出来たら何処にもいかずに6階の待合室で待っていてほしいといわれる。
主治医の先生、麻酔担当の先生、手術を担当してくれる看護婦さんなどが挨拶してくれて、いくつもある手術部屋を通りすぎ、自分の手術部屋に案内される。
すごい明るい照明などがおいてあって明るいお部屋という印象。
テレビで見るような手術部屋というより、撮影スタジオ的な明るい雰囲気に手術台があってそのベットの上にプチプチ(物が壊れないようにラッピングする梱包材)のオバケサイズ(巨大プチプチ)が置いてあって、かなりカワイイ。
それは何ですか?と言う余裕もなく、黙って言われたとおりにベットに仰向けになる。
シーツを被せてもらって、着ていた手術着を脱ぎ、パンツも脱ぐ。
横になって背中を丸めてくださいね~と言われ、看護婦さんがいろいろと話しかけてきてくれる。背中のチューブは全く痛くなく、本格的な麻酔を点滴からしますね~とか言われて気を失う。
目が覚めた時には、主治医の先生が「良かったね~無事終わりましたよ」と声をかけてくれていました。ほかの先生の声がして、付添人の方呼んで来てくださいとか、12時55分とか聞こえたから、8時45分スタートで12時55分に病室に戻ってきたということは、3時間40分ぐらい。
病室に戻ってからは、はじめ苦しくて息があまり出来ないきがしたのと、すごく寒くて震えていたのですが、1時間ぐらいかなまた寝て起きたときには、ゆっくりと呼吸している事に気づき、震えも止まっており暖かく感じたので安心しました。
背中から麻酔も投入しているので、その時の痛みは感じず。
眠っては起き、眠っては起きを繰り返しながら、気が付いたら15時ごろになっていて、
ダーリンが横に座っていてくれて、よく頑張ったね!って頭と頬にキスしてもらいました。何か赤ちゃんでも産んだ後みたいで照れ臭く(*´ー`)
ダーリンが帰った後も30分ぐらい寝て、また起きてみたいなことを繰り返してた。
この日はすごく時間が経つことが長く感じて、各1時間が1日ぐらいに感じた。
手術後から熱が39.6度ぐらいあって、朝になるのが待ち遠しかった。
待合室